2007年
掲載料理

けんちんうどん

NO115    2007/12/10掲載

材料(1人分のg数)と作り方


@大根(30)、にんじん(15)、里芋 (30)はイチョウ切りにする。
Aささがきごぼう(10)、短冊切 りにしたこんにゃく(20)、小口 切りの長ネギ(15)を油で軽く炒 め、だし汁を加えて煮る。
B途中アクをすくい、めんつ ゆ(15)、酒・食塩(0.5)の調味料を 加えて味をととのえる。
C最後に一口大に切った豆腐 (50)、ゆでたうどん(1玉)を入 れ、かるく煮て器に盛る。
 

野菜をうまく取り入れ
生活習慣病予防を


野菜にはコレステロールを 下げるといわれる食物繊維や 過剰なナトリウムを排泄して 高血圧予防になるカリウムを豊富に含むなど生活習慣病の リスクを低下させる効果が期 待できます。
残念ながら、国民栄養調査 の結果では不足ぎみになって います。目安は1日に350 gです。煮物、サラダ、あえ 物など意識して毎日1品は食 べるようにしましょう。今回は鎌倉・建長寺が起源 といわれているけんちん汁を 応用し

エネルギー 375kcal タンパク質 12.5g 
脂質 5.8g 食物繊維 4.9g 塩分 2.8g

煮込みうどんを紹介 しました。
具だくさんの汁にすると、
たくさんの野菜を摂
ることができます。

 

低カロリーの和風グラタン

NO114    2007/11/10掲載


材料(1人分のg数)と作り方


@脱脂粉乳(20)を水で溶かす。小麦粉(3)を入れて弱火で加熱し、塩、コショウ各少々で味付けしてソースを作る。Aにんじん(20)、じゃが芋(60)を乱切りにしたものを蒸す。Bかぶの葉(15)をから炒りしておく。C木綿豆腐(50)はサイコロにカット、鮭(30)を1口大に切る。D皿にABCを入れ、@のソースをかけ、粉チーズ(5g)をかけてオーブントースターで焼く。焼き上がったらブルーベリー(缶)少々をのせる。
*寒天(0.3)を水(40)で煮溶かし、ミキサーにかけた洋なし(100)と砂糖(2)、レモン汁少々を入れ、火にかけて固まらせた洋なしのゼリーを添える。

 

毎日コツコツ 骨を強くする

骨は体を支える支持器官やカルシウムの貯蔵庫の役割をしています。骨はカルシウムが不足すると減少し、多く摂れば蓄積されますが、カルシウムは加齢とともに不足気味になるため、毎日意識して摂りましょう。
骨を強くするためにカルシウムが多く含まれている食品ー牛乳、乳製品、小魚、小松菜などや、大豆やみそに含まれている大豆のイソフラボンは骨量の減少を抑制するといわれています。
そして、カルシウムの吸収を良くするには、加工食品などに含まれているリン酸(りん)をカルシウムの2倍以上は摂らないようにし、日光浴のも心がけることが大切です。

エネルギー 233Kcal タンパク質 20.2g
脂質  4.2g   塩分  0.3g


佐藤病院管理栄養士
石渡千容さん

 

ゼリーで低カロリーおやつ

NO113    2007/10/10掲載


材料(1人分のg数)と作り方


ダイエット中でも甘いものを食べたい・・・という方、低カロリーゼリーのおやつはいかがでしょうか?基本のゼリーの作り方を覚えて様々なゼリーをお楽しみください。
◆基本のゼリーの作り方◆
材料(4人分/作り方)
@ゼリーにしたい液体(紅茶、珈琲、ジュースなど)を50〜60℃まで温めるA@を250〜300ccを用意し、ゼラチン(5)を振り入れてよく溶かすBあら熱がとれたら、冷蔵庫で冷やし固める。

◆低カロリーの工夫◆
ゼリーにはじめから甘味をつけるのではなく、食べる時に甘味やクリームなどをトッピングすると、少量でもおいしく召し

 


上がることができます。ガムシロップは1個当たり32kcal、低カロリー甘味料のオリゴ糖は1個当たり27kcal、コーヒークリームは1個当たり13kcal。

◆レパートリー紹介◆
ミルクゼリー
牛乳にバニラエッセンスを少々入れる。アーモンドエッセンスを入れると杏仁豆腐風に
ヨーグルトゼリー
100ccの牛乳にゼラチンを加え溶かしたものに150ccのヨーグルトを加え冷やし固める。ジャムなどをトッピングに
フルーツゼリー
基本のゼリーにフルーツを入れ固める。

*基本のゼリー(無糖紅茶の場合)1個当たり エネルギー4kcal タンパク質1.1g 脂質0g 塩分0g
*写真(右から時計回りに)紅茶ゼリー、フルーツゼリー、ヨーグルトゼリー、ココアゼリー


湘南記念病院 管理栄養士
石浜絵里子さん


 

チキンカレー

NO112    2007/9/10掲載


材料(1人分のg数)と作り方

    材料(3〜4人分のg数)

●カレールウを作る。@玉ネギ(2個)は薄切りして茶色になるまでよく炒める。Aトマト(赤く熟した物2個)を乱切りしてスパイス(ターメリック・ガラムマサラ各小さじ1杯半、コリアンダー小さじ2、レッドペッパー小さじ1/3、塩小さじ1)をくわえる、焦げないようにかき回し、水1カップを加えて 分煮る。Bカレールウにニンニク(4個)とショウガ(親指大2個)をすりおろして入れる。C鶏モモ肉(1〜2枚)は一口大に切り、骨付き手羽元(3〜4本)を入れ、30分煮込む。

*カレールウは冷蔵庫で1週間は保存できる。手羽元は皮を除くとあっさりと仕上がる。Cに水を足してさらに煮込むとよりマイルドに。

 


応用がききやすい
インド風カレー


  インドのカレーは辛いものほど“本格派”と思われがち。しかし、辛さはスパイスの加減で、いかようにも調節できる。マイルドなカレーは、材料の旨味とスパイスの味がからみ合い、絶妙な味を醸し出す。また、スパイスは体の調整にも良く、胃にもたれないカレーにもなるというように応用がききやすい。材料も肉だけでなく、野菜、魚貝、果物とレパートリーは広い。
  作りおきができ、一晩前に調理しておくとよりおいしくなる。

112

エネルギー356Kcal  タンパク質14.8g
脂質26.4g   塩分1.6g



鎌倉病院 調理主任
   平本まゆみさん

 
   
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