/4/10
188号
 市民一体のおまつりを!
「新しい鎌倉まつりを考える会」(仮称)が意見交換会開催
 
 
鎌倉カーニバルの貴重なフイルム 会場は活発な意見が飛び交った
3月28日土曜日の夜、鎌倉市商工会議所3階会議室は「鎌倉市民が一つになれる新しい鎌倉まつり」をめぐる話し合いで盛り上がった。今年の鎌倉まつりは、段葛の工事のためパレードが中止。
「良い機会を与えられた。そこで有志の方々に集ってもらったのです」と鎌倉市観光協会会長の井手太一さん。
まず、昭和9年から約30年間続いた鎌倉カーニバルの貴重なフィルム映像の上映、その後、6つのテーブルに分かれてのワールドカフェ形式による話し合い。最後にグループごとにまとめての発表。ユニークなアイデアに拍手や笑い声。あっという間の2時間でした。
 
/4/10
188号
 砂押川沿いさくら祭り
満開の桜に笑顔が集う
 
 
大船の桜名所の一つが、砂押川の芝浦エレクトロニクスから栗田湯まで約400mの105本の桜並木。
4月4日土曜日、川沿いの岩瀬こい公園で、砂押川沿いさくら祭りが開催された。
「毎年楽しみ。満開の桜の下でお花見して、話にも花が咲きます」と80代という元気なおばあさんたち。近隣のお店が屋台を並べ、けんこう整骨院の整体師による健康体操で汗を流す。
「樹齢70年を超えた桜もあり、土壌の改良から樹勢回復治療など手入れは欠かせません」と砂押川プロムナード桜愛護会会長の丸岡昭雄さん。会員たちは、毎月2回保護活動に取り組んでいる。それだけに「この日は格別」とか。
満開の桜のトンネルを流れる砂押川のせせらぎ、まさに春の風物詩でした。
 
/4/10
188号
 風致保存会が50周年を記念し
普顕像桜を植樹
  鎌倉の緑を守ろうと、鶴岡八幡宮の裏山、御谷の森の宅地開発に反対した市民や文化人が昭和39年、鎌倉の風光を守るために設立したのが鎌倉風致保存会(兵藤芳朗理事長)。この運動が契機となって2年後の昭和41年、三古都(京都・奈良・鎌倉)に関係する国会議員の共同提案で古都保存法が誕生した。
鎌倉風致保存会は昨年50周年を迎え、さまざまな記念行事を実施。その締めくくりともいえる扇ガ谷の事務局の庭に3月27日、鎌倉ゆかりの普顕像桜を記念植樹した。
この桜は「かまくら桜の会」(高柳英磨会長)の寄贈によるもの。
今後、鎌倉の谷戸、桐ケ谷に生まれ、将軍足利尊氏が京都御所にお手植えしたとされる「桐ケ谷桜」も植えられる予定という。
 
     
/2/10
186号
 東日本大震災を忘れないために
第3回 心をひとつに〜つなげようみちのくの未来へ〜開催
     3月8日(日)10時開幕 鎌倉市役所駐車場で 雨天決行 荒天中止
 
 


あの東日本大震災から4年目、いまだ復興は道半ばの状態が続く。
東北支援と鎌倉の防災を考えようと今年3.11ALL鎌倉実行委員会主催のイベントが開催される。

 グルメは見逃せない  

 被災地を支援し、東日本大震災等の自然災害の恐ろしさをいつまでも忘れず、教訓を生かし、市民の防災意識を高めようという目的で始まって今年で3回目となる。
開幕は10時、食べて応援、買って支援″コーナーでは、いつも人気のサンマの塩焼き1000尾が無料でふるまわれる。ここでは、東北グルメ屋台が多数出項サンマつみれ汁(岩手県大船渡市)、女川カレー(宮城県女川町)、七七巻(宮城県七ヶ浜町&鎌倉七里ケ浜)、福島県からは浪江焼きそば(浪江町)、野菜の味噌汁(南会津町)、その他東北の郷土菓子、日本酒きき酒など。岩手、宮城、福島の農産物、海産物、物産販売の東北物産展やチャリティーバザーも楽しみだ。

 東北で活躍するミュージシャンの競演   

 ライブステージでは、音楽を通じて東北を感じてもらおうと、岩手県からLAWBLOW(大船渡市)、雪音(陸前高田市)、宮城県七ヶ浜町からGroove7とNana5931が、福島県浪江町からは門馬よし彦と5組のミュージシャンがはせ参じ、熱い演奏を披露。

 教訓を生かすために中学生防災サミット   

  大震災の教訓を忘れず、鎌倉における防災・減災を考えようという震災を伝える、防災を知る″コーナーでは、今年新たに「鎌倉市中学生防災サミット2015」を開催。大船渡市立吉浜中学校校長の講演を聞き、市内中学生の防災についてのディスカッション。「若者世代に災害の恐ろしさを知り、防災について考えてもらいたい」と実行委員長の三澤淳さん。
鎌倉市協働事業だが、市からの予算はない。すべてが参加団体のボランティア。被災地支援とともに、東日本大震災などの自然災害の恐ろしさを忘れず、鎌倉市民の防災意識を高めるために始まったこのイベント。
「被災地では高齢者たちが寒さに耐えいまだ仮設住宅で暮らしています。被災の現実を忘れず、風化させないためにも身の丈に合った形でこの活動を継続していくことが大切だと思います。」と三澤さん。一人でも多くの参加を期待する。
■問合せ・090−5362−1330 三澤さん

 
     
 

 
 
 
   
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