「般若苑」跡地に計画中の
「(仮称)MTC計画新築工事」
2010年1月現在
「般若苑」といえば三島由紀夫の小説「宴のあと」を連想します。日本初の「プライバシー裁判」といわれた「宴のあと」事件の舞台となった高級料亭です。
この土地は江戸時代は薩摩藩島津家の別邸であったようですが、後に、寺島宗則伯爵邸となり、昭和初年、畠山が取得。畠山はこの私邸に奈良般若寺の客殿を移築しましたが、この旧般若寺客殿を中心としたエリアは、その後、人手に渡り高級料亭「般若苑」となりました。
「旧般若寺客殿」は、一部は京都に移築したとのことです。
由緒のある庭園、建物がなくなったことは、たいへん残念です。
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