都旧跡
最初のイギリス公使宿館跡
港区高輪3丁目16番 東禅寺内
指定 昭和28年1月3日
安政5年(1858)7月に締結された日米通商条約により、翌6年6月6日、イギリス初代公使オールコックらが、ここに駐在しわが国最初のイギリス公使宿館となった。
文久元年(1861)5月28日、水戸浪士の襲撃事件、同年5月29日、同士のイギリス人殺傷事件があったが、明治6年(1873)ごろまで使用された。
当時、公使館に使用されたのは大玄関および書院等であったが、現在その一部である奥書院と玄関が旧時のままよく保存されており、その他は昭和元年に改築された。
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