市民活動を知る、親しむ日
鎌倉と大船に市民活動センターが開設されたのが平成10年5月1日、日本初の公設市民運営方式だった。この日を記念し、翌11年、市民活動の日が制定された。かまくら市民活動の日フェスティバルもこの年にスタートし、16回目に。
「市民活動団体が一堂に集まろう」、「市民活動団体や活動の様子を市民に知ってもらおうと」いうのがフェスティバルの趣旨で‥「そのための合言葉として、今年はみんなでできること≠テーマとしました」とフェスティバル実行委員長の鈴木昭正さん。
5月9日〜11日の3日間、会場の鎌倉生涯学習センターは鎌倉の市民活動を知る、親しむために多彩な企画が用意されている。
相談、ふれあい、学習といろいろ
現在、NPOセンター登録団体は440、このうちフェスティバルには約70団体が出展予定。地下2階ギャラリーでは団体紹介パネル展示コーナーが設けられ、オープンスペースではワークショップやセミナーなどの開催が。
「今年は対話型、参加型を増やします」(鈴木さん)ということで、対面相談コーナーを充実、前回の年金相談、成年後見人制度の相談コーナーに加え、建築士事務所により耐震相談、一般市民のボランティア相談コーナーなどが設けられる。ふれあいコーナー、ワークショップでは、好評のキッズコーナー、フラワーアレンジメントやアート作品制作が楽しめる。
物販コーナーや家庭ごみ有料化に関するトークもあるので、ぜひ参加を。
楽しい実演も
玄関前のピロティは、ウエルカムゾーン。子供ミュージカルやブラジルの武術「カボエイラ」の実演、マジックショーが見られる。1階ロビーなどでは、似顔絵、パソコンによる名刺作成、さらに鎌倉市消防本部によるAEDの実演も。
シンポジウムやジャズコンサートも
5月10日(土)は2階ホールのイベントが注目だ。
午前は、ペット愛好家には見逃せない「わんにゃんサミット」開催。ペットの愛護活動を行っている近隣市の市民団体による活動紹介、シンポジウム。(別掲)
午後は一転JAZZ IN NPO」(午後2時開演・入場無料)。
社会人ビッグバンドの「BWO」、「K&Kセブンスターズ」と、ボーカル3人とギターのユニット「ONE&ALL」が出演。初夏の午後、ジャズでスカッとリフレッシュもいいのでは。
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